マカオ、端午節3連休2日目のインバウンド旅客数は13.8万人…2日累計25.9万人に

多くの人出で賑わう端午節3連休2日目のマカオ半島中区・グランドリスボアホテル前の様子=2024年6月9日本紙撮影

 マカオでは、旧暦5月5日(2024年は6月10日)の端午節がパブリックホリデーとなっている。今年は週末と合わせて3連休(6月8〜10日)に。

 マカオ治安警察局が6月10日未明に公表した速報データによれば、3連休2日目(9日)の単日インバウンド旅客数は13万8413人(延べ、以下同)だったとのこと。イミグレーション施設別では、中国本土との主要な陸路の玄関口となる關閘(ボーダーゲート)経由が全体の44.2%を占め最多に。次いで、香港との唯一の陸路の玄関口、港珠澳大橋経由が22.9%。

 2日目までの累計インバウンド旅客数は25万9308人に上り、単日平均は12万9654人。

 端午節2日目のマカオは初日と同じく午前中に雨が降ったが、午後からは天気が回復し、観光名所周辺は多くの人出で賑わった。

 マカオでは昨年1月初旬からアフターコロナがスタートしたことを受けてインバウンド旅客の急回復が進み、その勢いを維持している状況。マカオ政府統計・センサス局の最新統計によれば、今年1〜4月累計のインバウンド旅客数は前年同時期から58.9%増の1147万6474人で、2019年同時期と比較した回復率は83.2%。

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