中高生向け探究学習プログラム「Hasso Camp」を開始、博報堂DYホールディングス

by 正田拓也

中高生向けの探究学習プログラム「Hasso Camp(ハッソウキャンプ)」の提供を開始

株式会社博報堂DYホールディングスは中高生向けの探究学習プログラム「Hasso Camp(ハッソウキャンプ)」の提供を開始する。プログラムには、中学校と高校向けの「Hasso Camp」と、高校生が個人で申し込みできる「Hasso Camp Project ミライ」があり、どちらも参加費は無料。

Hasso Campは、株式会社博報堂が2013年に開始した「H-CAMP」を刷新して博報堂DYグループの社会貢献活動として開発したもの。さまざまな専門知識を持った博報堂DYグループの社員が講師やチームメンバーとして参加する。

同プログラムは、多様な業務を通じて培った独自のフレームワークなどを用いて、同社が強みとする「生活者発想」や「クリエイティビティ」を中高生に体感してもらいながら、世界や社会の問題について自分の頭で考え、仲間と協力して答えを導き出す体験を提供。プログラムが、子供たちに発想と共創の楽しさや大切さを感じるきっかけとなることを目指している。

Hasso Campで習得してほしい新しい学び

通年で実施する「Hasso Camp」は、社会や地域、自身の課題をテーマとして新たな視点を発見したり、アイデアを発想したりすることに挑戦する1回120分のプログラム。参加対象は中学1年生から高校3年生で、1回当たりの定員は4名から30名。学校単位で申し込みが可能だ。

個人で参加できる「Hasso Camp Project ミライ」は、高校生と同社社員などが1つのチームになり、長期休暇の約1カ月で社会的テーマに挑戦するプログラム。開催は2024年8月で、チームで協力して全3回のプログラムに取り組む。場所は東京・赤坂と都内近郊でのフィールドワークとなる。定員は30名。

学校向けの「Hasso Camp」と個人申し込み可能な「Hasso Camp Project ミライ」の違い

各プログラムに参加するには、フォームから申し込みを行う。「Hasso Camp Project ミライ」は、申込締切が2024年7月5日(金)17時までとなっている。

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