カージナルス快勝 4連戦の負け越しを回避して地区最下位を脱出

【ロッキーズ1-5カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

日本時間6月10日、カージナルスは本拠地ブッシュ・スタジアムでのロッキーズ4連戦の最終戦を迎え、投打が噛み合って5対1で快勝。4連戦を2勝2敗で終え、ナ・リーグ中地区の最下位から脱出した(2位タイのカブスとレッズにゲーム差なしの4位)。カージナルス先発のアンドレ・パランテは5回3安打6奪三振無失点と安定したピッチングを見せ、2勝目(2敗)をマーク。ロッキーズ先発のタイ・ブラックは5回8安打4失点で4敗目(2勝)を喫した。

初回二死1・3塁の先制機を生かせなかったカージナルスは、2回裏一死3塁からペドロ・パヘスの犠飛で先制。3回裏にアレック・バーレソンが9号ソロを放つと、4回裏にはメイソン・ウィンの2点タイムリーが飛び出し、4対0とリードを広げた。今季3度目の先発登板となったパランテは5回3安打無失点の好投を見せ、6回裏には一死1・2塁から相手のエラーで1点を追加。9回表にエリアス・ディアスのタイムリーで1点を返されたが、大勢に影響はなく、5対1で快勝した。

カージナルスが所属するナ・リーグ中地区は首位ブリュワーズを除く4チームが0.5ゲーム差にひしめく大混戦となっており、31勝33敗のカージナルスは32勝34敗で地区2位タイのカブスとレッズからゲーム差なしの4位。カージナルスの後ろには0.5ゲーム差で31勝34敗のパイレーツがいる。ナ・リーグは現在、カブス、レッズ、ジャイアンツの3チームがワイルドカード争いの3位に並んでおり、カージナルスにも十分にポストシーズン進出の可能性がある状況。まだ先は長いが、白星を1つずつ積み重ねていくことが重要となる。

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