【速報】新時代の焚き火はプラズマ着火でスタート!?男心にブッ刺さるアークライターで周囲の視線を独り占め!

「周りのキャンパーと着火方法で差をつけたい」そんな密かな野望を抱く方も実は多いはず。カッコいい着火と言えばファイヤースターターが連想されますが、それよりも人の目を惹きたいならば”プラズマでの着火”なんていかがでしょう?この記事ではロマンを具現化したかのようなプラズマライター「ベアボーンズ(Barebones) / ピボットアークライター」をご紹介します。

手のひらにプラズマ?「ベアボーンズ(Barebones) / ピボットアークライター」とは

筆者撮影

みなさんは火おこしをする際に何を使って着火しますか?

マッチ、ライター、それともカッコよくファイヤースターターでしょうか?どれも味があり好みは人それぞれ。ですが、

「プラズマで着火できる」と聞いたらなんだかわくわくしません?そんなSFみたいな話...があるんです。

筆者撮影「ベアボーンズ(Barebones) / ピポットアークライター」

それを可能にするギアが「ベアボーンズ(Barebones) / ピボットアークライター」。

ピボットアークライターは電気の力を使って着火させるプラズマライターです。

火おこしの新しい選択肢になりうる「プラズマ」。男の子のロマンをぎゅっと詰め込んだようなこのギアを深掘りします。

ベアボーンズ ピボットアークライター

一般的なライターと同様に着火可能

筆者撮影紫の光がプラズマです

「プラズマで着火なんてできるの?」なんて声も聞こえてきそうですが、もちろん着火できます。

筆者撮影※安全に配慮して撮影を行っています。

では、試しにお香に着火してみましょう。この写真では見づらいですが、プラズマの当たっている部分が赤くなり煙がでています。

筆者撮影

5~10秒ほどプラズマを当てたら、問題なく火がつきました。

着火もかなりスムーズだったのが印象的でしたね。

手のひらにすっぽりと収まるサイズ感

■SPEC■
・サイズ:約19cm×2.2cm×1.8cm
・折りたたみ時サイズ:約10.8cm×2.2cm×1.8cm
・重量:131.5g
・素材:亜鉛(ダイキャスト)、真鍮メッキ、銅メッキ
・付属品:充電用ケーブル(USB-A to USB-C)

ピボットアークライターのスペックは上記のとおりです。*「A&F COUNTRY」公式サイトより引用

筆者撮影左:ピボットアークライター 右:スライドガストーチ

収納時のサイズ感は「SOTO / スライドガストーチ」と同じくらいです。

つまり、プラズマが手のひらの中に収まるということ。なんだかロマンを感じませんか?

筆者撮影左:ピボットアークライター 右:スライドガストーチ

名称にも含まれている「ピボット(pivot)」とは英語で「回転軸」という意味。

折りたたみ式の構造となっているため、収納時にはコンパクトになり、使用時は展開して着火を行います。

展開時の大きさもスライドガストーチぐらい。コンパクトなので持ち運びも楽々です。

充電式のため燃料の充填作業も簡単

筆者撮影

前述の通り、ピボットアークライターは電気を使って着火します。

満充電の場合、1回7秒の使用で40回使用可能できるので、よほどのことがない限り充電切れになることはありません。

筆者撮影

充電方法も本体にUSB-Cのケーブルを差すだけ。

キャンプにモバイルバッテリーを持っていく方も多いと思うので、万が一切れてしまってもすぐに充電できるのが嬉しいポイント。

筆者撮影

また、充電の残量は点灯しているライトの数で判別することができます。

ライターによっては残量が見れない物もあるので、目視で確認できるのはとても助かりますね。

【凄さと魅力】プラズマは火を凌駕する?ピボットアークライターの推しポイント

筆者撮影

「そもそもプラズマである必要はあるの?」「普通のライターと何が違うの?」

そんな疑問が浮かぶのも無理はありません。筆者もピボットアークライターを手にするまでそう思っていました。

ただ、実際に触ってみないとわからないピボットアークライターの凄さと魅力があるのも事実なのです。

そこでピボットアークライターの「推しポイント」を共有します。

【推しポイント①】耐風性に優れている

筆者撮影マッチでは火をつけることができませんでした。

着火時の天敵といえば「風」

風が強いと火が流れたり消えたりしてしまい、着火することが難しくなります。現に、扇風機の前では着火ができませんでした。

筆者撮影

対して、プラズマは風の影響を受けにくいため、扇風機の前でも着火することができました。

ちょっと見づらいのでズームにしてみましょう。

筆者撮影先ほどの写真をズームしてみました

風に影響されず火がついていることがわかりますね。

火を使えるかどうかはアウトドアの快適さに直結します。ピボットアークライターは過酷なアウトドアシーンでも頼りになりますよ。

【推しポイント②】耐寒性に優れている

筆者撮影

着火時のもうひとつの敵といえば「寒さ」

寒い環境で火器を使っていると、火の着きが悪くなるドロップダウン現象がしばしば起こります。

では、ピボットアークライターならどうでしょう。

筆者撮影

物は試しということで、保冷剤を入れたクーラーボックスのなかにピポットアークライターをしばらく放置。

キンキンに冷えたピポットアークライターは動作するのでしょうか?

筆者撮影

20分放置したあとに取り出しましたが、この環境下でもしっかりと動作していました。

風が強くとも、気温が低くとも役目を果たしてくれるのは助かりますね。

※今回は実験のため寒い環境のもと動作確認行いました。過酷な環境で動作させることは、ギアの性能を低下させてしまう可能性があるためやめておきましょう!

【推しポイント③】安全性に配慮された設計

筆者撮影

ピボットアークライターは本体中央にあるボタンを押すことで動作します。

筆者撮影この状態では動作しません

そして安全性にも配慮されており、完全に本体を開き切らないとボタンを押しても動作しません。

万が一、荷物の中で半開きになってしまっても誤着火しないのは安心です。

そもそも、かなりしっかりとした造りなので荷物の中で中途半端に開いてしまうこともないんですけどね。

【推しポイント④】どんなギアとも調和するスタイリッシュな見た目

筆者撮影

ギア選びの際にみなさんは何を重視しますか?性能はもちろんですが「見た目」重視の方も多いはず。

ピボットアークライターは見ての通り無骨ながらもスタイリッシュ。筆者はランタン類と一緒に収納していますが、違和感なく収まっています。

目立ちすぎるわけでもなく、控えめすぎるということもない。このバランス感覚の優れたデザインがとても気に入っています。

【あえて言うなら】ピボットアークライターの気になること

筆者撮影

一般的なライターにはない特性を備えたピボットアークライター。

「プラズマで着火する」という男の子のロマンを具現化したようなギアですが、完全無欠というわけではありません。

野暮かもしれませんが、あえて気になること言わせていただきます...。

【気になること①】お値段が7,480円と強気設定

筆者撮影

男心をくすぐるピボットアークライターですが、気になるのはやはりお値段ですよね。

お値段は税込7,480円となっており、着火用のライターとしては強気な値段設定でしょう。

ですが「繰り返し長く使える」「唯一無二のデザイン」「着火で周りに差をつけられる」など、ピボットアークライターだからこその強みがあるのも事実です。

お金とロマン。このふたつを天秤にかけたときロマン側に少しでも傾くなら、全然アリなお買い物だと筆者は思いますよ。

【気になること②】着火しづらいものがあるのは否めない

筆者撮影

ピボットアークライターは先端の約4mmの空間にプラズマを発生させています。

一般的なライターと異なり、火が上にあがらないため安全ですが、物によっては着火しづらいものがあるのも事実です。

例えば、ガソリンランタンのマントルの空焼きは難しいでしょう。着火したい物に応じて使い分けることがポイントですね。

ピボットアークライターはロマン派のキャンパーにおすすめ!

筆者撮影

さて、ここまでピボットアークライターの魅力などを書き連ねてきましたが、読んでみていかがでしたか?

「自分は普通のライターでいいかな」と思った方はそれでいいと思います。

しかし「このライター、なんだかワクワクするかも」そう思った方はぜひ一度手にとってみてください。

筆者撮影

ピボットアークライターはロマン追求型のキャンプギア。もちろん、使い勝手もGoodですが、触った時のワクワク感たるやなかなか味わえる物ではありません。

端的にいえば「男心にブッ刺さる」これに尽きます。

着火方法で周りのキャンパーに差をつけたい方は、ピボットアークライターを仲間に加えてみてはどうでしょう?

最後まで記事をご覧いただきありがとうございました!

ベアボーンズ ピボットアークライター

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