6月10日は“ロボットの日”建設業界の課題をロボットが解決 配管内点検ロボット「配管くん」4回目のアップデートに挑戦 正式なお披露目は8月に予定

株式会社弘栄ドリームワークス(山形県山形市、代表取締役会長:船橋吾一)は、6月10日のロボットの日に合わせて、立命館大学協力のもと自社で研究・開発を行っている配管内点検ロボット「配管くんI型タイプ」を、「誰もが現場で簡単に使えるように」という想いで「配管くんI型_Ver.4」への4回目の改良に挑戦していることをお知らせいたします。現在は、現場投入に向けた最終調整段階にあり、正式なお披露目を今年8月に予定しています。

配管内を走る配管くん 重力に負けず上下に移動できる

配管くんI型_Ver.4(イメージ)“誰でも操作できる”を目指しアップデート中

ホビーロボコン「メカモグラ」の動きを採用

■建設業界の課題は配管くんが解決する

少子高齢化や労働人口減少は建設業界にも厳しい影響を与えています。建物の老朽化と新築工事の縮小傾向が続き、既存施設のメンテナンスやリニューアル工事の重要性は日々増す一方です。

そのような中、弘栄ドリームワークスでは配管内部の診断を効率的に行うためのツールとして「配管くん」の開発を進めてきました。2011年の着想から7年の研究を経て、2018年にようやく形になり、その後もこれまでに3回の改良を重ねてきました。しかしながら、一般の方には操作が難しいなどの理由から現場に投入できるレベルには到達できませんでした。

「開発しても現場で使えなくては意味がない。」その一心で現在は「現場で操作する人が使いやすいと思えること」を絶対条件として改良を施しています。8月にお披露目となるこの最新版の「配管くんI型_Ver.4」により、この願いが実現できると強く信じています。

◎配管くんの進化の過程

「配管くん」進化の過程

配管くんI型_Ver.3

■配管くんが建設業界の未来を切り拓く

産業ロボットは、機械そのものが地面に固定されていてその場から動かないもの、上下運動ができないものが多くを占める中、配管くんは重力に逆らって上下に動くことができるという特徴があり、他のロボットにはない利便性を提供します。多くの専門家が「実現は難しい」と評するこの技術を弘栄ドリームワークスは実現し、実用化に向けて邁進してきました。

これからも、こうした困難を乗り越えることで新しい価値を提供し、業界全体に貢献できると信じています。

2024年5月1日より、配管くんを活用したサブスクリプションサービスの提供を開始していますが、今回の配管くんアップデートによってサービスの質向上が期待できます。

私たちは、これからも業界をリードして新しい価値を提供し続ける企業でありたいと考え、さらなる施策を複数考えておりますので、順次発表してまいります。

【会社概要】

会社名 : 株式会社弘栄ドリームワークス

所在地 : 〒990-2221 山形県山形市風間地蔵山下2068

代表者 : 代表取締役会長 船橋 吾一

設立 : 2019年11月27日

資本金 : 1億5,265万5,000円(2022年5月31日現在)

事業内容: 建設業プラットフォーム「何とかしたいを何とかします!」の運営

パイプ探査ロボット「配管くん」の開発と販売

AI漏水検知システム「音とりくん」の開発と販売

省エネルギーに関するコンサルティング業務

リース、レンタル業 他

URL : https://koeidreamworks.jp/

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