銀行・信金の貸出、5月は前年比3.0%増 不動産やM&A関連続く

Takahiko Wada

[東京 10日 ロイター] - 日銀が10日に発表した5月の貸出・預金動向によると、銀行・信金計の貸出平均残高は前年比3.0%増の620兆1061億円だった。伸び率、残高ともに前月を小幅に下回ったが、残高は引き続き高水準。不動産やM&A(企業の合併・買収)関連、経済活動の改善に伴う資金需要が続いている。

業態別にみると、都銀等が4.0%増の250兆3237億円で、伸び率・残高とも前月をやや下回った。地銀・第二地銀は2.9%増の292兆6183億円で、残高は前月をわずかに下回った。ただ、地銀の残高は240兆0025億円で1991年7月以降の最高を更新した。信金は0.3%増。

預金平残は都銀・地銀・第二地銀の3業態と信金の合計で前年比1.2%増の1052兆9371億円だった。伸び率は前月の1.6%を下回った。

業態別では都銀が1.6%増の482兆6174億円で、伸び率が前月の2.3%を大きく下回った。法人税納税の前倒しなどにより、法人預金が下押されたとみられる。

*日銀の発表資料は以下のURLをダブルクリックしてご覧下さい。

貸出・預金動向: http://www.boj.or.jp/statistics/dl/depo/kashi/kasi2405.pdf

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