「どんどん捨てちゃえ!」【断捨離】にハマった結果 → 部屋の物だけじゃ満足できず、なんと!?

気が付くと部屋が荒れ果てている、なんてことありませんか?
「要る物」「要らない物」これを瞬時に分別できて、さらに物の住所が決まっていたら、部屋は荒れることなく綺麗に保てます。しかし、これがなかなか難しいもの。
今回は筆者の友人A子さんの、すごすぎる断捨離体験談をご紹介します。

同棲してるけど、なんか全然幸せじゃない

A子さんが彼氏と同棲をしていた頃のお話です。
元々A子さんは物が多く、全然捨てられないのが悩みでした。
彼も同じような人で、捨てることが苦手な2人が集まった部屋は、半分ゴミ屋敷のようになっていたのです。

毎日汚い部屋で生活して、友達も呼べない状態にウンザリしていました。

しかも、そんな彼とはかなりマンネリ気味。
付き合った勢いのまま同棲し、ダラダラと過ごし、愛されている実感も無い。
正直別れるタイミングを逃してしまった状態でしたが、別れる勇気もありません。

ついでに仕事も上手くいかないと、自己嫌悪とため息ばかりの日々を過ごしていたのです。

断捨離やってみようかな? あれ、意外と楽しいかも!!

ある日A子さんは、SNSで「ミニマリスト」という単語を知り、そこから断捨離という捨て方を知りました。
「どうせこんなのできる人が言ってるだけ」「私には無理」と思っていたのですが、同僚とのランチでその話をすると、

「部屋の乱れは心の乱れでしょ?」
「本当に要らないもの捨てたら、スッキリするよ!」

そう言われたので、意を決してやってみることにしたのです。
もちろん初めは半信半疑でしたが、いざ始めてみると、捨てることが段々と快感になっていきました。

部屋が少しずつ綺麗になると、不思議と心の余裕ができてきたのです。
部屋が綺麗になっていくにつれ、「自分も綺麗になりたい」なんて思うようにもなりました。

捨てるタイミングが分からなかったボロボロの化粧品を捨てて、新たに化粧品を揃えてみたり。
それだけで気分も上がり、不思議と自分の身の回りのことまで考えるようになったのです。

そして、A子さんが捨てたのは部屋のモノだけではありませんでした。

悩んでたのも嘘みたい。まるで生まれ変わったような自分に拍手!

なんとA子さんは、彼氏まで捨ててしまったのです!

元々お互い惰性で付き合っているような状況だったので、スッキリした部屋で冷静に考えられるようになりました。
もちろん彼とはしっかり話し合い、きちんとお別れすることに。
別れる寂しさはありましたが、それ以上に「本当にお互いが必要な人なのか?」と、冷静に考えることができたのです。

今は引っ越して一人暮らしのA子さん。
部屋は綺麗に保てているし、お互いの事をしっかり考えられる、素敵な彼氏もできました。
「断捨離」で思わぬ成果を得て、本当にビックリしたお話でした。

まとめ

物が無くなっていくと、視野が広がり頭がクリアになっていくような、そんな爽快感がありますよね。
何かに悩んでいる人は、一度部屋の掃除をしてみるのもいいかもしれません。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yuki.K

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