約5万円から楽しめる日本最果ての旅! 五島列島 福江島の魅力とオトクにツーリングするためのポイントを紹介

●文:[クリエイターチャンネル] 山崎陸

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日本の最果てツーリングスポット。長崎県五島市福江島には「辞本涯の碑」と呼ばれる遣唐使にまつわる石碑がある。これはかつて遣唐使が中国にわたるときの最後の寄港地だったことを示している。

― 最果ての地 福江島には船か飛行機で行ける

福江島にいく方法は大きく分けて2つある。車両を持ち込みたい方、時間に余裕がある方は船がおすすめ。

  • ジェットフォイル:速いが高価で車やバイクを乗せられない。
  • フェリー:安価で車やバイクを乗せられるが遅い。

福江港周辺は飲食店や居酒屋もあるので、到着後すぐに島のご飯を食べられる。五島うどんや五島牛などの名産品はもちろん、そこでしか食べられない珍味もある。

飛行機なら福岡空港か長崎空港から福江つばき空港へ。フライト時間は福岡からだと45分弱、長崎からだと約30分となっている。

― 日本最果ての地”オレンジロード”はまさに最果ての風景だった

名古屋から長崎港まで1000kmほど走り、そこからフェリーで福江島に行った。日本最果ての地「オレンジロード」は、福江港から少し離れた場所にある。道は車1台分の幅しかなくて歩道っぽいが、車やバイクも問題なく走行可能。

灯台は船が航海するときの目印として海岸線に建てられる。端っこや海岸線を目指しがちなバイカーの生態にこれ以上ないくらいハマる。

― お酒が好きなら”五島つばき蒸留所”も一緒に行くといいぞ

五島つばき蒸留所は国内でも珍しいジン専門の蒸留所。GOTOGINという名前のジンを製造販売している。複数の原材料を一度に蒸留し、手間暇かけて最もよい部分だけ抽出するこだわりっぷり。

― 出費は減らし、楽しみは増やそう

福江島の旅費を抑えるコツが見えてきた。車両を持ち込む場合、ガソリンは長崎で入れる離島である福江島に持ち込む。食料は長崎本土または福江港付近で買う、宿は福江港より遠いところでとる。 福江島は、最果てや海岸線1周などバイカーの大好物ばかり。離島はフェリーや飛行機で行く必要があるため混雑することが少ない実感がある。

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