レイ、7分に及ぶ新曲「Genesis」を駅のホームでサプライズ披露

レイが、英セルハースト駅のホームで新曲「Genesis」を披露し、多くの通勤客の一日を明るくしたようだ。

先週、この7分にも及ぶ新曲がリリースされる直前に公開された映像で、レイは華やかな水玉模様のドレスを着て、線路から数フィート離れたホームで歌っている。彼女は洒脱なジャズ・バンドの演奏に合わせて、列車が大音量で後ろを通り過ぎる中でもパフォーマンスを続けている。この映像のキャプションには、「“Genesis”は真夜中に皆さんのものになります」と書かれており、その言葉通り、26歳の彼女は先週金曜日(6月7日)に同曲をドロップした。

彼女が、2024年の【ブリット・アワード】で、7つのノミネーションを受け、そのうち6つの賞を獲得し、1年におけるノミネーション数と受賞記録を塗り替えて以来のリリースとなる。<ベスト・ニュー・アーティスト>、<R&B・アクト>、<アーティスト・オブ・ザ・イヤー>、<ソングライター・オブ・ザ・イヤー>に加え、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で58位を記録したデビュー作『My 21st Century Blues』で<アルバム・オブ・ザ・イヤー>も受賞した。さらにレイは、昨年米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で22位を記録した、070シェイクがアシストした「Escapism」で<ソング・オブ・ザ・イヤー>に輝いた。

英ロンドン出身の彼女の斬新なパフォーマンスをコメント欄のファンたちは気に入ったようで、さらには、シザやリー・アン・ピノックなども称賛コメントを書き込んでいる。

レイは以前、「Genesis 」について「2022年から取り組んできた7分間の愛の結晶」と説明していた。「私にとってただの曲以上の存在なので、“シングル”と呼ぶのは少し胸が痛いです。この曲を削り、精査し、置き換え、やり直し、情熱的に造形してきました」と彼女は話していた。

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