吹石一恵の“女優復帰”は大成功!「アンチヒーロー」視聴率↑に貢献した好感度の高さと強運

9年ぶりのブランクを感じさせず(C)日刊ゲンダイ

《本当に素晴らしい演技だったと思う》という書き込みもあった。吹石一恵(41)の“女優復帰”は大成功のようだ。

ネタバレになるので詳細は省くが、9日放送の長谷川博己(47)主演のTBS日曜劇場「アンチヒーロー」第9回に、吹石はいよいよ物語を左右するメーンの役どころでとして“回想シーン”に登場。ちなみに平均世帯視聴率は11.2%(個人7.0%)と、前回から1ポイントもアップ。吹石の9年ぶりの連ドラ出演が「数字を底上げした」(ドラマ制作会社関係者)のは間違いない。

ネット上の反応も上々で、《これからもドラマ等で見られたらうれしいです》《涙せずにはいられませんでした》《好感度の高い女優さん》《また一段と美しさに磨きをかけられて》《これからの活躍、期待しています》《やっぱり美人だしスタイルいいし知的で品もある》などなど絶賛の声がズラズラッ!

「吹石さんはNHK『ドキュメント72時間』のナレーションとか、その年末特番のMCなどで姿を見かけることはあったんですが、結婚相手が九州出身で“亭主関白”の福山雅治さんということもあってなのか、2015年の結婚、16年の出産以降、露出がガクンと減った。まあ、子育て中心だったのが、だんだん子供にも手がかからなくなってきて、いよいよ女優として再始動ということでしょう。それが話題の『アンチヒーロー』で、数字的にもヒットしたというのは“強運の持ち主”としか言いようがありません。というか、逆にヒットは強運の吹石さんのおかげかも」とスポーツ紙芸能デスクは笑う。

とはいえ、女優としてのブランクはかなりあるし、「『アンチヒーロー』の撮影現場でも相当緊張している様子でした」と前出のドラマ制作会社関係者はこう続ける。

「画面からも少しその様子が伝わる感じはしましたが、9年ぶりであれだけ“泣かせる演技”ができる。吹石さんをキャスティングした制作サイドも、オファーを受けた吹石さんも、さすがのひと言ですね。知的で爽やかなイメージはそのまま。スキャンダルがなく好感度が高い。今後は母親役もできる。ママタレとしてもスポンサーの引きが増えるでしょうし、今回の出演を機に、女優としてのオファーも絶えなくなるでしょう」

一方、ネット上には《人気者の妻は大変だと思う》なんて“同情”の声も。反町隆史(50)&松嶋菜々子(50)のように、いずれ“夫婦共演”なんてことになったら、とんでもない数字を叩き出しそうだが、「いまだに福山さんと吹石さんの結婚を許していない“ましゃファン”も結構いますからねえ」と前出のスポーツ紙芸能デスクは苦笑いする。

確かに“スーパースター”の妻は大変そうだ。

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