かつて保育士をしていた経験を元に漫画を描いている、でこぽん吾郎(@Dekopon_56)さん。
作者のでこぽん吾郎さんは女性ですが、漫画内では『大柄な男性保育士』の、でこ先生として登場しています。
『謎のアザ』
ある日の登園時、でこ先生は園児の保護者から「ちょっといいですか」と声をかけられました。
話を聞いてみると、保護者の言葉に一瞬、ドキッとしてしまい…。
園児のアザを見て「園でケガをさせていたのではないか」と青ざめた、でこ先生。
もし保育士が、園内でのケガを見逃していたら、保護者から「何も聞いていないけど?」などと責任を問われてしまう可能性があります。
ケガをしたこと自体は心配ではあるものの、自分が致命的なミスを犯していないことに心底安堵した、でこ先生なのでした…。
漫画には、保育士をはじめ福祉関係の仕事をする人たちからの、共感の声が相次いでいます。
・これは『保育士あるある』。マジで怖いんですよ。心臓に悪い。
・「先に教えといてくれてありがとう」ともなる。後で発見したら、それこそ心臓が止まりかける。
・そんなにドキドキするものなんですね…。きちんと見ていただいている先生たちには、本当に感謝です!
・先生、保育園で子供がケガするといつも申し訳なさそうに謝ってくるので、家でのケガはできるだけ報告してます。「園のせいではないよ」って。
保育士は、園でのケガについては、お迎え時などに保護者に報告します。
強い責任感を持って仕事をしているからこそ、保護者に報告する際に心苦しさを感じる保育士は少なくないようです。
そのため、自宅でのケガについても、「些細な傷でも伝えてもらえると助かる」と考える保育士は多い模様。
トラブル防止のためなのもありますが、時間が経ってから症状が悪化する場合もあるため、園に通わせている保護者も『報連相』を心がけたいですね。
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[文・構成/grape編集部]
出典
@Dekopon_56