61歳ジョディ・フォスター「地獄の撮影」を振り返る 服に重り付けられ、冷たい氷の中に

女優ジョディ・フォスター(61)は、『トゥルー・ディテクティブ ナイト・カントリー』撮影中に「最悪の悪夢」を体験したことを明かした。シリーズの最新作でタフな刑事リズ・ダンバースを演じるジョディは、氷の中に落ちなければならないシーンがあったが、水槽は真っ暗で、ジョディの服にはわざと重りがつけられていたため、恐怖を感じたという。

バラエティ誌の「アクターズ・オン・アクターズ」シリーズでロバート・ダウニー・Jrと対談したジョディは、「地獄」の撮影は何かと尋ねられ、答えた。

「氷の中に落ちるシーン。どうやってやるの?と聞き続けていたけど、スタッフは『ああ、そのうちわかるよ』という感じだった。最後だったから。でも本当に氷の中を落ちるわけじゃないわよねって話してたの」「大きな水槽で撮影をしたの。真っ暗で、150フィート(約46メートル)くらいの深さ」

「フリーダイバーと一緒に行ったけど、そのダイバーが『潜り続けるのにはこうやって息を止めるんだ。すぐ横にいる。カットが聞こえたら、泳いで行ってあなたを助けるからね』って言うの」「ジャケットに重りをつけられ、浮上できないようにされた。そして大きなブーツを履いた」「予想外だったのは、前が何も見えないことだった。最悪の悪夢よ」「普通、『これはまずいことになりそう』と予期していても逆の状態になる。でもこの時は最悪だった」

ただ、過酷な現場と極端な気温にもかかわらず、アイスランドでの撮影を気に入ったというジョディ。「いたるところで生演奏が行われている。食べ物も美味しい。いたるところに地熱風呂もある。パブに行く代わりにお風呂に入るのよ」と振り返った。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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