札幌市内の小学生 犯罪から身を守る方法学ぶ

子どもたちが外で遊ぶことが増えるこの時期。児童が犯罪から身を守る方法を学ぶ教室が、札幌の小学校で開かれました。

教室は、夏休みを前に、児童に防犯への意識を高めてもらおうと、札幌市が開きました。全国で防犯教室を開くインストラクターが講師を務め、きょうから5日間に渡って市内の12の小学校で開かれます。

このうち豊平区のみどり小学校では、周囲への意識を高めるゲームや大人との安全な距離感を学ぶクイズを通して、犯罪から自分の身を守るためのポイントを教わりました。参加した児童は「1人で遊びに行く時に、教えてもらったルールを守りたい」と話していました。

安全インストラクターの武田信彦さんは「子どもだけになった時に犯罪が重大化する傾向が、データを見ても明らか。万が一危険な時には逃げるということを、体験を通して知ってもらいたい」としています。

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