カーメイト、LEDヘッド&フォグバルブの新モデル「GIGA LEDヘッド&フォグバルブ S8」シリーズ H4タイプの課題解消

by 編集部:小林 隆

2024年4月下旬 発売

オープンプライス

LEDヘッド&フォグバルブの新フラグシップモデル「GIGA LEDヘッド&フォグバルブ S8」シリーズを発売

カーメイトは、自動車用ライトブランド「GIGA(ギガ)」よりLEDヘッド&フォグバルブの新フラグシップモデル「GIGA LEDヘッド&フォグバルブ S8」シリーズを4月下旬に発売した。バルブタイプがH4の「GIGA LEDヘッドバルブ S8 6000K H4」(品番:BW591)、バルブタイプがH8/H9/H11/H16/HB3/HB4/HIR2の「GIGA LEDヘッド&フォグバルブ S8 6000K H8/H9/H11/H16/HB3/HB4/HIR2」(品番:BW592)を設定し、いずれも車検対応品。価格はオープンプライス。

カーメイトではこれまで明るさや視認性を追求してきたが、H4タイプの配光については路面手前を十分に照射できないことが課題として挙げられていた。「S6000」シリーズ(2017年発売)ではバルブ上側にLEDチップを追加することでこの問題を解消したが、バルブが大きく適合車種が限られていたという。

そうした中、LEDチップや冷却技術の進化によってLEDバルブは年々小型化されていることから、「S6000」の構造をベースにさらに多くの車種に適合するよう小型化した「S8」シリーズを開発。「S8」のH4タイプは「S6000」と同様、バルブ上側に第3のLEDを追加することで路面手前を照射可能にするとともに、8000lmのハイパワーな明るさを実現し、手前から遠方まで明るく照射するハイスペックモデルに仕上がったという。

バルブ上側に第3のLEDを追加
従来品と「S8」シリーズの照射比較(写真はHiビーム点灯時)

製品特徴としては、純正ハロゲンバルブと交換することでファッション性と実用性のバランスのとれた6000Kの白色光になり、明るさと見やすさが向上する。また、H4バルブ上側に高輝度LEDを実装することで照射範囲を広げ、H4バルブ特有の手前側の暗さを解消。常時点灯するため、Hi/Loビーム共に路面をしっかり照射してくれる。

加えて左右に高輝度なワイドチップLEDを採用し、明るさ向上とともにムラがなく見やすい照射光を実現。また、銅基板にヒートパイプを組み合わせたDHT構造と小型高性能ファンが効率良く放熱して高い光束維持率を保つため、明るさを長時間維持できるという。

銅基板にヒートパイプを組み合わせたDHT構造と小型高性能ファンを搭載
BW592のセット内容
純正ハロゲンバルブと「S8」シリーズの照射比較

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