日本ゴールボール協会は10日、コンプライアンス違反があったとして男女の日本代表を統括する市川喬一総監督を解任したと発表した。兼任していた理事などの職も解いた。
2月に市川総監督によるハラスメントの訴えが同協会にあり、コンプライアンス委員会を立ち上げて調査を開始。同委員会の意見書を受けて理事会が解任を決議した。関係者によると、スタッフらに対するセクハラ、パワハラ行為が認定された。
同協会は「極めて重大な問題であり、深く反省しております。再発防止策を講じ、コンプライアンス順守を徹底してまいります」とコメントした。