シャマラン娘・長編初監督作『ザ・ウォッチャーズ』特別映像が公開!「ホラー作品をつくるのは本当に楽しい」

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映画『シックス・センス』などで知られるM・ナイト・シャマラン監督の娘イシャナ・ナイト・シャマランの長編初監督作となる映画『ザ・ウォッチャーズ』(6月21日公開)から、シャマラン父娘や主演のダコタ・ファニングのインタビューが盛り込まれた特別映像「監視の部屋へようこそ編」が公開された。

本作は、作家A・Mシャインが2021年に出版した同名小説に基づくホラー。贈り物を届けるだけのはずだった孤独なアーティスト・ミナが、地図にない森に迷い込み、ガラス張りの部屋に避難する。部屋には見知らぬ3人が閉じ込められており、謎の“監視者”によって毎晩監視されていた。主人公のミナをダコタが演じるほか、ジョージナ・キャンベルオルウェン・フエレアリスター・ブラマーオリバー・フィネガンらがキャストに名を連ね、イシャナ監督は脚本も担当。また父シャマラン監督もプロデューサーとして参加している。

監督やキャストのインタビューと本編映像で構成された特別映像「監視の部屋へようこそ編」。「映画に取り掛かる時点でホラーになるとわかっていた。原作を読んだとき恐怖を感じたから。それにホラー作品をつくるのは本当に楽しい」とイシャナ監督が本作への思いを語る。続いて、原作者のA・Mシャインが「神話に注目しアイルランドの古代史を『ザ・ウォッチャーズ』のホラー要素に組み入れようとしたイシャナのビジョンはすばらしい」とイシャナの手腕を絶賛。父のシャマラン監督も、「サイコサスペンスからやがてアクションホラーに変わり、これらのすばらしい要素は最終的に観客をファンタジーの世界へと誘う」と次々に作品の魅力を語られる。

また、主演のダコタも、相手からは見えるが、こちらからは見えない環境で、謎の存在に監視されるという恐怖を「とてもユニークで独創的な作品だと思う。怖がっているのは確かだけど何に怯えているのかわからない」と表現。イシャナ監督については「情熱的でクリエイティブな人。彼女自身が作品の世界にどっぷりと浸かっていて、そんな彼女からたくさん刺激を受けた」と明かしている。(高橋理久)

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