西武・平良を参考にする中京大の髙木快大が完封!「”高めのストレートが一番打たれない”という記事を見て」

第73回 全日本大学野球選手権 第1日
○ 中京大 4 - 0 日本文理大 ●
<1回戦・神宮球場>

中京大の先発右腕・髙木快大(3年・栄徳)が、日本文理大を141球で3安打に抑えて完封し、2回戦進出を決めた。

今春の愛知大学リーグ(対名城大戦)で完全試合を達成していた髙木は、6回二死まで1四球のみで無安打に抑えるピッチングを披露。「ゼロで抑えられたということが一番良かった。プロ野球選手が使っているマウンドで投げるのが初めてだったんですけど、地方の球場より硬くて。自分は硬いマウンドの方が合うのですごく投げやすかったです」と振り返った。

「西武の平良(海馬)選手の”高めのストレートが一番打たれない”という記事を見て参考にして」とホップ率の高い最速151キロの直球を主体とする。「8割ぐらいは真っ直ぐ。ストレートは、分かっていても打たれない、というのを目標に練習しているので。自分の持ち味なのかなと思う」という髙木。

「日本一を目指してやってきているので、次はもちろん一戦必勝で。一勝ずつ積み重ねていって最終的に日本一まで」と溌溂とした表情で次戦以降への思いを述べた。

(取材・ニッポン放送アナウンサー洗川雄司)

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