新日本プロレスは16日札幌大会の全対戦カードを10日に発表した。
同大会ではすでにIWGP・GLOBALヘビー級選手権(王者デビット・フィンレー対挑戦者SANADA)と、IWGPジュニアタッグ選手権(王者組クラーク・コナーズ&ドリラ・モロニー対挑戦者組ロビー・イーグルス&藤田晃生)の2試合が発表されていた。この日は新たに3つのタイトルマッチが決定した。
メインに据えられたのは9日大阪城大会で「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」初優勝を飾ったエル・デスペラードとIWGPジュニアヘビー級王者SHOの王座戦だ。同戦はデスペラードの提案により金網マッチとして行われる。2月札幌大会でハウス・オブ・トーチャーのセコンドを介入させデスペラードからベルトを強奪したSHOは、今回が3度目の防衛戦になる。
NEVER無差別級王者の鷹木信悟は、V4戦でHENAREを再び迎え撃つ。9日大阪城大会では両者KOという壮絶なドローの末に防衛。HENAREからの再戦要求を受け、早々の完全決着戦が決定した。
NEVER無差別級6人タッグ王者組の辻陽太&高橋ヒロム&BUSHIは、前王者の棚橋弘至&矢野通&ボルチン・オレッグとのV1戦が決定した。王者組は9日大阪城でベルトを奪取。辻は「ベルトの価値向上」を理由にボルチンのダイレクトリマッチ要求を拒絶していたのだが、ずいぶんアッサリ決定してしまった。
また同大会の第0試合では、安田優虎(やすだ・まさとら)と永井大貴(ながい・だいき)のデビューが決定。同期同士のシングルマッチでプロレスラーとしての2人のキャリアが幕を開ける。