千葉県経営者協会の定時総会 中東情勢や2024年問題など注視の必要性指摘

千葉県経営者協会定時総会 中東情勢や2024年問題など注視の必要性を指摘

 千葉県内の多くの企業や団体が会員となっている千葉県経営者協会の定時総会が6月10日、千葉市内で開かれました。

 県経営者協会は県内の企業や団体が会員となっている経団連の地方組織で、10日の定時総会には約160人が出席しました。

 総会では始めに、京成電鉄の相談役で県経営者協会の三枝紀生会長が挨拶し、中東情勢の緊迫化や時間外労働を規制するいわゆる“2024年問題”を注視していく必要性を指摘。

 そのうえで「県内全域に経済の好循環を波及させていくため、2024年度も政策要望を取りまとめ7月、県に提出する」と述べました。

 これに対し来賓として出席した熊谷知事は「県内の最前線で経営している皆さんの意見をしっかりと受け止め、県の産業経済政策に反映していきたい」と述べました。

 総会ではその後、2023年度の事業報告や決算の承認などが行われました。

 なお、県経営者協会によりますと、協会の会員は2023年度に83増えて1613会員となり21年連続で増加したほか、5月時点では更に増え1633会員となり、これは地方組織として最多だということです。

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