地球温暖化の原因となるCO2の削減。世界的な問題の解決を目指した県の「デカボえひめプロジェクト」が始まりました。
スマホでCO2排出量が分かるため、楽しみながら排出量削減に挑戦できそうです。
県庁では10日、FC今治の岡田武史会長らを招いたキックオフイベントが開かれ、脱炭素社会に向けた行動を促しました。
(中村知事)
「世界でも、愛媛でも、これからゼロカーボンの社会を定着させて、そして数値目標も掲げて二酸化炭素の発生量を減らしていこう、という取り組みをしなければならない」
「デカボ」とは「脱炭素」を指す略語で、このプロジェクトでは公式ホームページの「デカボmyスコア」を使って県民にそれぞれのCO2排出量を量ってもらい、削減を促します。
日本の1人あたりのCO2排出量は年間およそ8トン。
移動手段や使っている暖房の種類などを入力することで、自分の排出量を知ることができます。
県庁第1別館正面にはPR用の懸垂幕も設置され、県は「脱炭素の見える化を通して、県民の意識や行動を変えたい」と話しています。