ドローンによる広域自動巡回システム

複数台のBEPポートを配備することで、複数台のドローンが連携して広範囲に巡回できる

ブルーイノベーションは、ISO5491(ドローンポートシステムの設備要件に関する国際標準規格)準拠のドローンポート情報管理システム「BEPポート|VIS」を活用し、施設内・建設現場・河川・ダムなどの点検や監視、警報などの広域巡回を自動化する「BEPポート|ドローン自動巡回システム」のトライアルサービスを提供する。現在、トライアルサービスに参加できる企業・法人を専用ホームページで募集している。

同システムは、同社独自のデバイス統合プラットフォーム「Blue Earth Platform」をベースに開発されたドローンポート情報管理システムとドローンポート本体で構成される「BEPポート|VIS」を、広域でのさまざまなユースケースに柔軟に対応できるシステムとして展開するもの。ドローンの自動離着陸・巡回・充電やデータ取得・管理のほか、高精度な飛行経路・撮影設定を行った飛行計画による自動巡回点検の高精度化や、複数台のBEPポートとドローンが連携する広範囲での巡回が可能。

要望に応じて、複数の異なるメーカーのドローン、ドローンポートとのシステム連携や、Jアラート等と連動した災害直後の状況把握・緊急点検、災害時の避難警報にも対応できる。

同システムの導入により、従来の人の巡回による点検や監視、状況把握にかかっていた膨大な時間や手間を省き、クラウド上での管理・データ化を通じて各種業務の効率化を図る。さらに、遠隔からのリアルタイム監視が可能なため、施設状況を即時に把握したい緊急時にも活用でき、点検員のリスク軽減・安全確保にもつながる。

同システムの適用事例としては、仙台市津波広報ドローン事業や、能登半島地震災害支援における土砂ダムの自動監視がある。

プレスリリース

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リスク対策.com 編集部

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