40年に渡り運航してきた瀬戸内海汽船のクルーズ船「銀河」が維持費や燃料代の高騰などを理由に今年12月で運航終了となることが発表されました。
1984年4月に就航した「銀河」は食事を楽しみながら宮島沖をめぐるクルーズ観光や修学旅行での需要が高く今年で就航から40年を迎えます。
船を所有する瀬戸内海汽船によりますと40年間で利用者は少なくとものべ100万人に上るということです。
瀬戸内海汽船は、新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに団体の利用客が減少していたほか、維持費や燃料代の高騰も重なり、今後の運営が厳しくなったとして今年12月で運航を終了することにしました。
瀬戸内海汽船は今後、グループ会社が運航する高速船を活用した観光を軸に瀬戸内海一体のクルーズを企画したいとしています。