【香川県高校総体】Bリーグ高校生選手ら活躍 バスケは男子・尽誠学園と女子・英明インターハイへ

6月8日に決勝が行われた香川県高校総体のバスケットボールです。2024年3月にBリーグデビューを果たした注目選手らが活躍しました。

男子の決勝は高松商業と尽誠学園(善通寺市)が対戦しました。注目は尽誠学園2年のポイントガード、金山颯。2024年3月にB3リーグの香川ファイブアローズで特別指定選手としてBリーグデビューを果たした有望株です。

金山は、巧みなドライブなどで次々と得点を重ねます。プロの舞台を経験し学んだことをチームに還元できるように頑張ってきたという金山はチーム最多の30得点。試合は、尽誠学園が107対78で、高松商業を下し、4年連続16回目の優勝を果たしました。

(尽誠学園2年 金山颯選手)
「内容として、もっと良いものを目指せるように個人としても、しっかり成長していきたい。全国の強豪を倒して、日本一になれるように頑張っていきたい」

一方、女子の決勝は高松南と英明が対戦しました。第1クオーターは、3ポイントシュートを効果的に決めた高松南が16対9でリードして終えます。

この展開に奮起したのは英明3年のパワーフォワード小浜心夢。切り替えて、シュートを決めることに集中したという小浜は、第2クオーター以降、コンスタントに得点を重ねます。

小浜はチーム最多の26得点の活躍。試合は、逆転に成功した英明が82対64で高松南を下し、2年連続31回目の優勝を果たしました。

優勝した男子の尽誠学園と、女子の英明は、8月に福岡市で行われるインターハイに出場します。

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