仙台市で始まった日本版ライドシェア 滑り出しは25件程度

日本版のライドシェアが、7日から仙台市でもスタートしました。初めての週末は、25件程度の予約がありました。

日本版のライドシェアは、タクシー会社が雇用する一般ドライバーが専用アプリを通じて予約を受け、自家用車などで客を運ぶ仕組みです。

仙台市では金曜の午後4時台から午後7時台、土曜の午前0時台から午前3時台までに限って解禁されました。

こちらの車は普段タクシーを運転する運転手がハンドルを握りましたが、予約が入らないまま時間だけが過ぎていきました。

運転手「午後5時くらいには1人くらい乗るだろうなと思っていました。まさかここまで乗らないとは思わなかったです」

結局、初日の夕方は終了まで予約は入りませんでした。

運転手「始まったばかりなので、どういったものか分からなかったので、ちょっと疲れました」

多いところでは10件を超える利用があった会社もあり、khbの調べでは7日と8日で計25件ほどの利用があったとみられます。

東北運輸局の担当者は「利用者がいたのは、制度が役に立った結果で良かった。引き続き安全第一で取り組みたい」としています。

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