佐渡島の金山を願う〝宵乃舞〟江戸時代の民謡流し再現で世界遺産登録を願う【新潟・佐渡市】

佐渡島の金山を願う〝宵の舞〟

「佐渡島の金山」の世界遺産登録を巡って、先週イコモスが追加の情報などを求める勧告を出しました。先週末、かつて金山でにぎわった佐渡市相川で江戸時代の民謡流しを再現した「宵乃舞」が開催され、世界遺産登録を願う踊りとなりました。

8日夜まで二晩に渡って開催された「宵乃舞」。江戸時代に、相川金山と佐渡奉行所を結ぶ京町通りで「相川音頭」を踊り明かしたという民謡流しを再現したものです。

◆東京から
「伝統を残していてすごいなと思いまして、すごい風情があって素敵でした。」

約450人が参加した優雅な舞。一方、「佐渡島の金山」の世界遺産登録に向けてイコモスから追加情報の提出などを求められたことを受けて、改めて登録を願う踊りとなりました。

■踊り手
「7月の世界遺産登録を目指して一生懸命踊りました。」
■宵乃舞実行委員会 大桃一浩事務局長
「このイベントを通じて世界遺産の風になればなーと思っています。」

訪れた観光客は約7千人。柔らかな灯と昔ながらの街並みのなか、タイムスリップしたような風情を味わっていました。

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