県内有数の梅の産地・新潟市江南区の亀田地区では、特産の〝藤五郎梅〟が出荷の最盛期を迎えようとしいてます。
藤五郎梅は肉厚で果汁が多くみずみずしさが特徴で、酸味と甘い香りが楽しめます。10日朝は、選果作業が進んでいました。手作業で実に傷や病気がないか確認し、大きさごとに機械で選別していきます。5月中旬の強風で一部で地面に落ちる被害がありましたが、雨が多く暖かい日が続いたため、例年通りの大玉が期待できるとのことです。
みずみずしさから梅酒やジュースもお勧めですが、やはり梅干しも味わってほしいといいます。
◆JA新潟かがやき沢海集出荷センター 田中貴章さん
「最近梅干しを家庭で作るという方がだいぶ減ったという風に聞いておりますので、ぜひ藤五郎梅を使って家庭で梅干し作りなど楽しんでみていただきたいと思います。」
JA新潟かがやきでは、藤五郎梅をはじめとしたウメ全体で約35tの出荷を予定していて、作業は6月下旬ごろまで続きます。