大間原発の建設状況を事業者が説明 周辺3町村の住民を2週間かけて戸別訪問

Jパワー=電源開発は大間原発の建設状況などを、青森県下北地方の北通り3町村のすべての世帯に説明するための訪問活動を10日から始めました。

初日の10日は、Jパワー=電源開発大間原子力建設所の所員が大間町内を回り、大間原発の建設が東日本大震災以降中断している状況や、工事再開に向けての取り組みなどについて説明しました。

【大間町民】
「そろそろ前進するような話にならないと、町の人も諦めムードも出てきていないわけじゃないと思って」
「こうやって全戸回って説明していただくしかないだろうと思いますけど」

【電源開発大間原子力建設所 三浦高徳所長代理】
「我々の今の建設工事の状況につきまして、地域の住民の皆様に当社の社員が直接対面でお話をする、お声を聞かせていただくということで、全所員を挙げて対応させていただいております」

大間原子力建設所では、120人の所員が10日から2週間かけて大間町、風間浦村、佐井村の北通り3町村およそ4500戸を訪問する予定です。

© 青森朝日放送