線路や踏切近くでの子どもたちの事故を防ごうと、高知市の認定こども園で『安全教室』が開かれ、子どもたちが踏切の安全な渡り方を学びました。
四国旅客鉄道労働組合は線路や踏切近くの危険を知ってもらおうと、2003年から四国の幼稚園や保育園で「安全教室」を開いています。
10日は、高知市の認定こども園丑之助学園で教室が開かれ、子どもたち137人が、手作りの遮断機や電車を使った劇を通して、線路の側で遊んではいけないことや、踏切に近づいたら危険だということを学びました。
劇のあとは、実践です。子どもたちは少し離れて電車の通過を待ち、遮断機が上がっているか、音がなっていないかなどを確かめながら踏切を渡っていました。
(園児)
「ぶつかっちょった。(Qぶつかったら?)よくない」
「右と左を見る、カンカン鳴ったら止まる」
「踏切で渡る練習。ちゃんと見て渡りたい」
四国旅客鉄道労働組合は今後も「安全教室」を続けて、子どもたちの安全を守っていきたいとしています。