Jリーグで推定60mロング弾→40歳GKがビッグセーブ 両選手に喝采「すごい!」「何であれ取れるの」

菅野孝憲が60mシュートをスーパーセーブ【写真:徳原隆元】

札幌GK菅野、富山MF坪川が放ったシュートを下がりながら間一髪で弾く

J1北海道コンサドーレ札幌は6月9日、ホーム&アウェーで行われるルヴァンカップのプレーオフラウンド第2戦でJ3カターレ富山と対戦。第1戦を1-1で引き分けていたなか、第2戦を2-1で競り勝ち準々決勝進出を決めた。札幌が相手のロングシュートでピンチを迎えたシーンでは、40歳守護神がビッグセーブを見せ、反響を呼んでいる。

リーグ戦でわずか2勝と最下位に低迷する札幌。ルヴァンカップではプレーオフラウンドでJ3富山と激突した。富山のジャイアントキリングを防ぎたい札幌だったが、ホームの第1戦で1-1と苦戦。それでも9日のアウェーマッチでは、前半40分にPKから元日本代表FW鈴木武蔵がネットを揺らし先制する。

後半6分には、コーナーキックの折り返しをDF中村桐耶が華麗なボレーで沈め札幌が追加点。同45分に富山FW碓井聖生に1点を許したものの、2戦合計スコア3-2となり札幌が準々決勝(プライムラウンド)へと駒を進めた。

この試合では、40歳GK菅野孝憲が札幌のピンチを防ぐビッグプレーも。ハーフライン手前、富山MF坪川潤之が推定60メートルの位置からロングシュートを放つ。菅野はバックステップで懸命にゴールマウスに戻りつつ、両手を使いゴールラインぎりぎりで前方へ弾いた。

お互いのビッグプレーが光る一連の攻防となったなか、SNS上でも「どちらもナイスプレー!」「これ止める人ほとんど見ないのに」「救世主」「何であれ取れるの」「これで40ってのがすごい!」といった賛辞が続々と並んでいた。(FOOTBALL ZONE編集部)

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