リヴァプールFWヌニェス、5歳で薪木を探しに8キロ歩く 幼少期はGK志望、バルサDFアラウホとも対戦

ウルグアイメディアの『エル・パイース』は9日、リヴァプール所属のウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスを幼少期から知る関係者たちの証言記事を掲載した。

現在24歳のヌニェスは、2022年6月にベンフィカからリヴァプールに完全移籍。今季はクラブで公式戦54試合に出場して18ゴール13アシストを記録した。またウルグアイ代表では5日に行われたメキシコ代表との親善試合でハットトリックを達成し、コパ・アメリカ2024での活躍も期待されている。

そんなヌニェスの祖父ラウール・リベイロ氏は「私は薪を探すためダルウィンの父親と一緒に7~8キロ離れた森まで歩いた。その当時ダルウィンは5歳だったけど、彼は我々についてきたんだ。ダルウィンはハードワークをしてきたし、彼が今いる場所にたどり着けたのは偶然ではないんだ」と語り、ヌニェスが幼いころから多くの努力を重ねてきたことを説明した。

また、ヌニェスが少年時代に初めて所属したチームのコーチであるネリ・レタモト氏は「ヌニェスはゴールキーパー(GK)志願だった。理由?地元のアルティガス県でプレーしていた父親がGKで、父親と同じポジションでプレーしたかったからさ。けど、私は『ノー』と言った。ヌニェスは優れたキーパーではあったけど、フィールドプレーヤーとして活躍できる条件を備えていていたんだ。スピードとゴールを決める能力を備え、他のチームメイト以上に、信じられないほどの活発さを持っていた」とヌニェスのポジションに関する秘話を明かした。

更に『エル・パイース』は、ヌニェスが2011年に、1999年生まれのカテゴリーで行われた地域対抗戦にアルティガス県選抜として出場した際、リベーラ県選抜だったロナルド・アラウホ(現在はバルセロナに所属するウルグアイ代表DF)と対戦したことがあるというトリビアも紹介した。

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