ひろゆき、“危険なディスコ”で夜遊び「日本人が行ったら死人が出る」 『世界の果てに、東出・ひろゆき置いてきた』7話

2024年5月18日21時よりスタートした『世界の果てに、誰か置いてきた』シリーズの第2弾『世界の果てに、東出・ひろゆき置いてきた』の第7話が6月9日に放送された。

今話では第1弾のアフリカ旅を彷彿とさせる、“生きる”ということについて考えさせられる回に。いつもは明るく、同じく旅をするひろゆきらクルーの間を取り持つ東出からも弱音が飛び出す珍しい一幕も見受けられた。

ペルー・ワラスの街で、子供たちのカーニバルの練習を見学していたところ、話しかけてきた、やたらとフレンドリーな少年・オスカル。前話では、苦労人である彼が大学が休みの期間中に営業しているタクシーで地元にある市場や、マルカラ地区にある洞窟サウナなどがある温泉へ。オスカルが運転する旅路で、彼らは距離を縮めていった。

そんな旅の続きから放送された第7話では、前話でひろゆきが提案した通りオスカルの実家でみんなで食卓を囲むことに。みんなが好きだというクイ(モルモットの丸焼き)料理に舌鼓を打つことになった。

しかし、このクイ。どこで調達するかというと、家で育てているクイを屠殺して、その場で捌きたべるのだそう。オスカル一家にとっては普通のことかもしれないが、日本ではペットとして買われているモルモットを自分の手で捌き、調理するというのには、さすがの東出も気が乗らない様子。より大きなモルモットを調達しに行く道中、一行の口数は明らかに減っていた。

そうはいっても、生きていくためには食べる、“命をいただく”ほか手はない。そこで東出は普段クイを捌いているというオスカルの母を手伝い、手際よく調理。しかし、ひろゆきは珍しく黙ってみており、オスカルの母から「あなたもやってみる?」と聞かれるも「あ、いや、任せます」と丁重に断っていた。

一方の東出はというと、手慣れているとはいえ、やはり精神的にキツいのも事実のよう。ソファで足を伸ばし「複数人で旅をするというのは、みんなそれぞれのペースがあるから。それがもちろん悪いわけじゃないけど、それが毎日続くと……」と珍しく弱音。ひろゆきも疲労が溜まっているのか、別室で椅子に座り休息。高地での生活、知らない人を含め人と交流をしなければならないこと、共同生活、慣れないことへの連続に一行は辟易としているのが見て取れた。

そんなオスカル家を後にした一行が向かったのは、オスカルが普段よく行くという安いディスコへ。最初オスカルは「僕が普段行っているとことは、酒瓶が飛び交うことが日常茶飯事」「日本人が行ったら死人が出る」と話し、別のところへ案内しようとしたのだが、豊川Dが「殴られたりすると興奮するので……」と謎の発言をし、馴染みのディスコに行くこととなった。

ここで一同はなかなかフロアに出たがらないオスカルをなんとか楽しませようと、豊川、東出、ひろゆきの順に踊る。コミュ力が高いと自称しておきながら、異性に話しかけるのはめちゃくちゃにシャイなオスカルを引っ張り出そうと奮闘する3人の大人たちの姿は優しさに満ち溢れていた。

そんなワラスの街をあとにし、一行はオスカルが住みたいと繰り返し言いい、オスカルの祖母はそれに対してあまり乗り気ではないような反応をしていたリマへ。果たして、日本人である3人から見たリマはどのような国なのか。来週以降、また違った旅が見れそうだと期待に胸が膨らむ。

(文=於ありさ)

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