「鑑真号」が上海で就航 大阪・神戸へ

 中日国際輪渡有限公司の傘下にある「鑑真号」の就航式典が8日、上海港国際フェリーターミナル埠頭で行われた。この船は中国の船舶企業が独自に開発、設計、建造したもので、全長167.2メートル、型幅25メートル、乗客定員192人。総トン数は約2万トンで、設計航速が21ノット。国際航行RORO客船である「鑑真号」は上海~大阪・神戸間を定期的に往復し、旅客を運ぶほか、乗用車やトラックなどを同時に搭載することもできる。〔上海6月8日発新華社=中国通信〕

© 株式会社中国通信社