(2024年6月9日、ハンガリー・ブダペスト / 取材・撮影=布施鋼治)
■男子グレコローマン67㎏級5位・曽我部京太郎(ALSOK=3位決定戦で試合終了間際に痛恨の逆転負け)「(土壇場での大逆転負けについて)自分のよくないところが出た。ああいう場面になったら、最後まで自分が攻め切ると、ずっと言ってきているのに、そうすることができていなかったと思います。体が前に出ていたとしても、気持ちの部分で守る気持ちが少しでもあれば、ああいうふうに最後に取られてしまう。
初戦で闘ったオルタ・サンチェス選手(キューバ)は、当たった感じで世界チャンピオンということをすごく感じました。今までにないようなスタイルというか、やりづらさだったり、力の部分でも強かった。(結果的に)相手のペースにのまれて、やられたという感じがします。(審判にアピールするも受け入れてもらえなかった)サンチェス選手にかまれた痕はまだ残っています。ちょっと痛かった。対戦相手にかまれたのは初めてですね」
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▲ルイス・オルタ・サンチェスにかまれた跡