ONE OK ROCK『キングダム 大将軍の帰還』主題歌に決定!第1作から5年ぶり

ONE OK ROCK

原泰久の漫画を山崎賢人(※崎は「たつさき」)主演で実写映画化する『キングダム』シリーズの第4弾『キングダム 大将軍の帰還』(7月12日公開)の主題歌が、ONE OK ROCK の「Delusion:All」に決定した。同グループは2019年公開の第1作『キングダム』の主題歌「Wasted Nights」も担当しており、5年ぶりのカムバックとなる。あわせて、「Delusion:All」を用いた予告映像も公開された。

2007年のデビューして以来、現在では日本のみならず海外レーベルとも契約し、アメリカ、ヨーロッパ、アジアでのワールドツアーも行い、国際的に活躍する ONE OK ROCK。主題歌「Delusion:All」について、Takaは「シリーズ1作目用に書き下ろした「Wasted Nights」から時間は経っていますが、今回このような形でカムバックさせていただき、僕らとしても非常に光栄に思っております。 「世の中の色々な争いや今の時代背景」をしっかり僕らとしても汲み取りながら、キングダムにふさわしい楽曲を
作ったつもりです」とコメントを寄せた。

今回の主題歌オファーについて松橋真三プロデューサーは「1作目に「Wasted Nights」をご提供いただいた6年前、まだ影も形のない、4作目になるか5作目になるかもわからないけれど、このストーリーを描く映画を作るときには、また ONE OK ROCK の皆さんに主題歌を書いてほしいとお願いしていました。その願いが叶い、今回「Delusion:All」をご提供いただきました」と語り、「もともと『大将軍の帰還』は1作目から4作目までの全ての物語のクライマックスが怒涛のように押し寄せる全編クライマックス映画なのですが、その最高潮、最も胸が熱くなった直後、この主題歌が流れます。この熱い感動をぜひ劇場の大スクリーンと大音響で味わってほしいです。お楽しみに!!」と期待を煽る。

予告映像では、亡き親友・漂(吉沢亮)と交わした「天下の大将軍になる」という約束を叶えるべく、がむしゃらに戦ってきた信(山崎賢人)と、彼を信じ共に闘い続ける仲間たち、かつての仲間たちの想いが紡がれていく。そして、天下の大将軍・王騎(大沢たかお)が怒りに震え矛を振り回す趙の総大将・ホウ煖(吉川晃司※ホウはまだれに龍)との一騎打ちや、信を取り巻くそれぞれのキャラクターの想いが交錯する映像に、 ONE OK ROCK の奏でるダイナミックな音楽と優しい歌声が重なる。

累計発行部数が集英社青年マンガ史上初となる1億部(単行本72巻・2023年11月時点)を突破する漫画に基づく本シリーズは、紀元前の中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になる夢を抱く戦災孤児の少年・信と、中華統一を目指す秦の若き王・エイ政(※エイは、上に亡、中に口、下左から月、女、迅のつくり/吉沢亮)を描くスペクタクル。最新作となる第4弾では、前作『運命の炎』から続く秦と隣国・趙の国の存亡をかけた総力戦「馬陽の戦い」のクライマックスが描かれる。

山崎賢人、大沢たかおのコメントは下記の通り。(石川友里恵)

信役/山崎賢人

1作目で ONE OK ROCK さんが主題歌を担当してくださり、「Wasted Nights」を聞けばキングダム!という印象がすごくあったのを覚えています。今回キングダムの集大成となるこの4作目でも
ONE OK ROCK さんがまた主題歌を担当していただいたことは嬉しかったです。ありがとうございます。今回の「Delusion:All」もキングダムらしさ満載な主題歌だと思います。

王騎役/大沢たかお

2019年夏、映画『キングダム』を素晴らしい世界へ導いてくれた ONE OK ROCK が、シリーズ集大成となる『キングダム 大将軍の帰還』でついに戻ってきてくれました。「Delusion:All」は、本作品の持つ強さと優しさ、そして夢を追い続けることの美しさを見事に表現しています。改めて彼らの才能と情熱に深く敬意を表します。この楽曲とともに本作『キングダム 大将軍の帰還』を劇場にて楽しんでいただくことを心待ちにしております。では劇場で会いましょう。

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