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京都府京丹波町内の名所や施設を、丹波ひかり小学校(同町曽根)の児童たちが1泊2日で巡る宿泊行事が開かれた。山城跡の登山や自然観察を通して、児童はこれまで気が付かなかった地元の魅力に触れた。
同小学校は、子どもたちが地域を知る機会を増やそうと、これまで町外で行っていた5年生の野外学習を2年前から町内で続けている。
初日の5月30日、児童は校区内の須知城跡に登った後、わち山野草の森でウオークラリーを行った。京丹波森林組合の職員に植物の名前を教わったり、グループごとに町にまつわるクイズに答えたりしながら、広い園内を巡り、豊かな自然を肌で感じていた。
児童の一人(10)は「わち山野草の森へ来たのは初めてで、たくさんの植物を知ることができた。みんなとのお泊まりも楽しみ」と笑顔を見せた。
児童は今後、町内外に向けて学んだ内容を発信するため、アイデアを練るなど学習を続ける。