梅雨前線停滞 沖縄や奄美は強まる雨に警戒

梅雨前線や湿った空気の影響で、沖縄や奄美では大気の状態が非常に不安定となっています。きょう(11日)午前5時までの24時間に沖縄県石垣島で122mm、盛山で109mm、鹿児島県名瀬で46.5mmの雨量を観測し、1時間降水量は未明に石垣島で78.5mmの非常に激しい雨が降りました。

あす(12日)にかけて、梅雨前線が停滞する影響で、沖縄や奄美では引き続き、大気の状態が非常に不安定となる見込みです。

沖縄の八重山地方では多い所で1時間に60ミリの非常に激しい雨が降る見込みです。低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒するとともに、土砂災害にも十分注意してください。雨雲の発達の程度によっては警報を発表する地域が広がるおそれがあります。

沖縄本島地方では多い所で1時間に30ミリの激しい雨が降る見込みです。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。雨雲の発達の程度によっては、警報級の大雨となるおそれがあります。あす6時までの24時間に予想される雨量は多い所で、沖縄本島地方100ミリ、八重山地方80ミリです。

奄美地方も発達した雨雲の通り道となり、あす明け方にかけて局地的に激しい雨が降る恐れがありますので、強まる雨に警戒が必要です。

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