“過去最低”な恋愛 「名前や年齢すべての情報がウソ」「大親友と彼氏が浮気」…衝撃エピソード続々

あなたの過去最低の恋愛は?

ドラァグクイーンのサマンサ・アナンサとインスタグラマーのウラリエが、金曜日にパーソナリティーを務める番組『Clip』(ラジオ関西、月-金午後1時~)で、「過去最低の恋愛」をテーマにメール募集を行った。

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サマンサは、恋愛のもつれから激やせしてしまった時期があるとのこと。1か月ほど食欲がなかったが、落ち着いてからは「おかげで痩せられた」とポジティブに捉えるように努めたという。

「高校時代に、1番仲が良かった大親友と彼氏が浮気していた」と振り返った、ウラリエ。その大親友とは組体操でペアを組んでいて関わりが深かったため、人間不信になったことを明かした。

航空業界で16年働いていたサマンサは、「とある航空会社に勤めているフライトアテンダントの方(外国人)といい関係になったことがある」と明かした。月に2~3回ほど日本で会っていたが、あるとき、互いの中間地点であるハワイで会うことに。無事現地で合流したものの、サンセットを見ながら大喧嘩になってしまい、サマンサは「チェックアウトしておくから帰ったら?」とひと言。翌朝サマンサが起きたときには、相手は帰ったあとだったとか。

さらに、サマンサは別の相手と交際していたときにも散々な目にあったという。

交際相手が家に遊びに来たあと、サマンサの部屋着を着たまま帰るということが何度か続いた。そのまま返してもらえることはなく、気づいたときには相当な数の部屋着が減っていたため、「返してほしい」と依頼。後日、家のドアノブに服がかけられていたが、確認したところ、4~5着足りていなかったようで、「アバクロンビー&フィッチの気に入っている服が未だに返ってきていない」と不満を漏らしていた。

リスナーからも多くの恋愛話が寄せられた。

半年間付き合っていた彼氏に振られたというリスナーは、しばらくしてから、友人から「新しい彼氏ができた」と言って見せられた写真に驚愕した。というのも、その写真の人物はどこからどうみても自分を振った彼だった。しかし、友人に彼氏の情報を聞くと、自分の知る名前や年齢とは異なっていたという。

「急いでその彼に連絡して問いただしたところ、名前、年齢、住んでいるところ、誕生日、それらすべてがウソでした。私が怒ると、『いまの相手とは真剣に付き合ってるから邪魔しないで』という言葉とともに
電話を切られました」というメールを読み上げたウラリエは、「こわすぎる」とコメント。サマンサは、「その友人に『相手はウソつきだ』と教えてあげたほうがいい」と同情した表情で話していた。

意中の彼と何度かデートを重ね、とうとう告白しようと決意したリスナー。全室スイート&オーシャンビューのホテルを予約し、オプションで風呂にバラの花びらを浮かべて、シャンパンを準備。最高の夜景が見えるなか、準備万端でスタンバイしたが、待てど暮らせど彼は約束の時間になっても現れなかったのだそう。

5時間待たされ、風呂に浮かべたバラの花びらも元気がなくなったころ、「友だちと遊んでたら遅くなった」というセリフとともにようやく現れたが、そのころには恋心も薄れてしまっていた。メールは、「それ以降、恋をすることなく過ごしています」という悲しい文章で締めくくられていた。

「4年間交際していた相手が多額の借金をしていたことがわかった」というリスナーからもメールが寄せられた。相手が借金をしていることを知ったリスナーは、「なにか自分にできることがあるのなら」という思いで詳しく話を聞いたところ、なんと、翌日から音信不通に。LINEをブロックしたり、着信拒否したりするわけではなく既読無視をする相手に、「見てるなら返信せえよ!」と怒りたかったというリスナー。

「長く(一緒に過ごして)いたので私物も向こうの家にあり、『話し合いなどはもういいから荷物を返して』と再三連絡しましたが、既読無視。ほんとにいろいろな人がいるんやな、と思いました」

なんとも複雑な表情を浮かべたウラリエに対し、サマンサは「スタンプでもいいからリアクションしてほしい」と怒りをあらわにしていた。

ほかにも、「アメリカ留学に行き、太って帰って来たら『ドラえもんみたい』と言われて振られた」「誕生日にお泊まりデートをしたら、宿泊先がラブホテルだった」「仕事を急に辞めて、半年間ニートとして我が家に居候された」など、バリエーションに富んだ恋愛話が集まった。

(取材・文=バンク北川 / 放送作家)

※ラジオ関西『Clip金曜日』2024年6月7日放送回より

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