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岐阜県瑞浪市の井戸などの水位が低下した問題でリニア中央新幹線のトンネル工事を進めていたJR東海は10日夜、住民説明会を開きました。
岐阜県瑞浪市大湫町では14カ所の水源や井戸で水位の低下が確認され、JR東海は市内でのトンネル工事を中断しています。 住民説明会には約70人が参加しました。 説明会は非公開で開かれ、JR東海によりますと地中からトンネル内に湧き出た水の勢いを止める対策などを報告しました。 参加した住民「みなさんが要望している『元に戻してください』。井戸水もそうだし大湫町のいろんな農業は沢の水を使っているので」 参加した別の住民「『こういう風にはします』と専門的な言葉で言われてもうちらは自然のことを言っている。1つの範囲だけじゃなく大湫全体の水がなくなってしまっているので本当に心配している」 説明会では住民から「14カ所以外でも水位の低下がみられる場所がある」と指摘する声が寄せられ、JR東海は「状況を把握したい」としています。