債務超過・厳しい資金繰り 老舗板金工事会社が破産【新潟】

老舗板金工事会社が破産

新潟市西蒲区の老舗の板金工事会社が、裁判所から破産開始の決定を受けたことがわかりました。

民間の信用調査会社「東京商工リサーチ」によりますと、新潟市西蒲区の「南須原板金工業」は1960年に創業。近隣の建設会社や工務店からの受注を経営基盤として、1997年3月期には約1億6800万円の売上高を計上していました。

一方、長年債務超過が続き、受注不振から2009年3月期の売上高は1800万円余りに低下。また、2022年3月期の売上高は2974万円、当期利益は93万円の黒字を計上したものの、債務超過額は3410万円となりました。厳しい資金繰りを強いられる中、事業継続は困難と判断されました。
負債総額は、4500万円と見込まれています。

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