SNS通じ女性名乗る人物と親密に「アメリカ人に売れば利益に」75歳男性会社役員が2100万円被害

滋賀県警大津署

 滋賀県警大津署は10日、大津市の男性会社役員(75)が、投資名目で約2100万円をだまし取られた、と発表した。ロマンス詐欺事件として捜査している。

 同署によると、会社役員は5月23日、交流サイト(SNS)で女性を名乗る人物と親密な関係となり、「ネットサイトで日本製品を購入してアメリカ人に売れば収益が増やせる」と持ちかけられた。同31日~6月9日に計9回にわたり、指定された銀行口座と暗号資産の口座に計2100万円を振り込んだという。

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