香取慎吾「仕事がなくなった2017年に声をかけてくれて…」カルティエとの出会いに感謝

香取慎吾

香取慎吾が10日、東京上野・東京国立博物館 表慶館で行われた「カルティエと日本 半世紀のあゆみ 『結 MUSUBI』展 ― 美と芸術をめぐる対話」オープニングイベントに出席した。

ジャケットをコートに組み込んだ斬新なデザインのファッションに、統一感を持たせたゴールドのジュエリーを身に付けた。

カルティエのタンクが100周年を迎えた2017年に描いた絵が本展に展示される。「結びということですけど本当に幸せです。2017年はなかなかの時期で仕事も何も一度なくなったぐらいの時期で、その時にカルティエが声を掛けてくれて、タンクの絵を描いてくださいとお話を頂いて。その時はまだ自分もどこに向かえばいいか分からないなかで声を掛けてくれて必死に描いた絵だけど、それが何年も経って素敵な場所に飾られる、錚々たるアーティストの方の作品と展示されるのは嬉しいです」

更に「ビートたけしさんがパリのカルティエ財団で展覧会をしたのを僕は地下鉄を乗り継いで見に行っているんですよ!その時たけしさんのサイン入り図録を買って。そのあとお仕事で会えた時に持って行って、僕の図録には2個サインがあります。その時のたけしさんの絵も今回展示されていて。一緒に僕の絵も飾られるなんて本当に幸せ!」と目を輝かせた。

本展は、カルティエが、日本に最初のブティックを開いてから50年を記念し、6月12日~7月28日、東京国立博物館 表慶館で行うもの。左右対称の構造をなす表慶館を舞台に、カルティエと日本、そしてカルティエ現代美術財団と日本のアーティストという2つの絆を紐解く。

オープニングセレモニーには、北野武、香取慎吾、松嶋菜々子、今田美桜ら豪華ゲストが出席した。

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