中長期的な財政信認確保へ「健全化努力が重要」=鈴木財務相

Takaya Yamaguchi

[東京 11日 ロイター] - 鈴木俊一財務相は11日、中長期的な財政の信認を確保していく上で「健全化に向けた努力が重要」との認識を示した。同日午前の閣議後会見で語った。

鈴木財務相は財政運営を巡り、2026年度以降は「現時点で予断を持って申し上げることはできない」と断った上で、「中長期的な財政の持続可能性への信認を確保するには、経済成長を着実に実現していく中で、財政健全化に向けた努力を継続していくことが重要」と語った。政府は近く、30年度までの経済・財政新生6カ年計画を策定する。

信認確保に向けた目標のあり方について「今後の財政需要の動向、経済成長の見通し、金利の動向などさまざまな要素を総合的に踏まえてよく検討していく」との認識も示した。

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