スターバックスのチルドカップ、リニューアルで環境に配慮

by 編集部:湯野康隆

Starbucks Coffee Company, Global Channel Development, Product DeveloperのKenneth “Kenny” Valenta氏

スターバックスは、チルドカップ商品の「スターバックス カフェラテ」「同 エスプレッソ」「同 クラシックティーラテ」を3月にリニューアル発売した。今回はStarbucks Coffee Company, Global Channel Development, Product DeveloperのKenneth “Kenny” Valenta氏に開発の背景やこだわりのポイントを伺った。

――商品開発の経緯を教えてください。

Valenta氏:スターバックスは、「一杯から広がる心かよわせる瞬間」というミッションを掲げており、スターバックス チルドカップは、カフェの雰囲気とは違った場所でのスターバックス体験をお楽しみいただくために、スターバックスで世界初のチルドカップとして2005年に日本で発売されました。毎年、トレンドやお客さまのお声に合わせて製品をリニューアルをしています。スターバックスならではのコーヒーへのこだわりや、環境意識の高まりを背景に今年も3月に、味わいもパッケージもリニューアルしました。

――どんな特徴があるのでしょうか。

Valenta氏:スターバックスカフェと同様、コーヒーは高品質のアラビカ種のみを使用。スターバックスの特徴である豊かなローストの香りやコーヒー豆本来の風味を最大限に引き出しています。このコーヒーに、豊かなコクと自然な甘さを持つ生乳を合わせ、甘さとのバランスにもこだわって仕上げています。クラシックティーラテは、同じ生乳とブラックティーと混ぜ合わせ、スターバックス流のバランスをとったクラシックでシンプルな味わいが特徴です。

――こだわりのポイントは?

Valenta氏:オーバーキャップのない新しいパッケージ形式を採用し、プラスチック使用量を削減、環境負荷を軽減しています。カフェラテとエスプレッソは、コーヒーの木やコーヒー農園のイメージを中身が見える透明カップにデザインにすることで、新鮮さと中身へのこだわりを表現。中身は日本の担当者と意見交換しながら何度も改良し、新しさを感じ、製品を楽しみながら贅沢な時間をお過ごしいただけるように作り上げました。

――どんな人に飲んでもらいたいですか?

Valenta氏:スターバックスチルドカップの「きょうは、どこをスターバックスにする?」というメッセージは、スターバックスのカフェにいるような体験を、お客さまの気分やシーンに合わせてお楽しみいただきたいという思いを表現したものです。仕事や家事、学校で忙しい合間にちょっとひと息つくときだったり、または新しい一日のスタートを切ろうとしている時でも、お客さまがどこにいても、私たちのこだわりの一品を味わうことがすてきな時間になることを願っています。

――ありがとうございました。

© 株式会社インプレス