都内の企業倒産件数 約11年ぶりに200件超

帝国データバンクは都内企業の倒産件数を発表し、5月の倒産数が208件と、約11年ぶりに200件を超えたことを明らかにしました。

帝国データバンクの調査によりますと、5月の倒産件数は前の年より82件多い208件で、16カ月連続で前の年の同じ月を上回りました。

業種別にみていくと「サービス業」が最も多く全体の39.9%を占めていて、「小売業」は11カ月連続で前の年の同じ月を上回っています。

帝国データバンクは「倒産件数はリーマンショック時に匹敵する水準まで戻りつつあり、6月末に新型コロナ関連の資金繰り支援が終了するなど倒産リスクが拡大する」と、分析しています。

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