メタリカのカーク・ハメット「ジューダス・プリーストはヘヴィ・メタルの立案者」

Kreepin Deth, CC BY-SA 4.0

メタリカのギタリスト、カーク・ハメットは、ジューダス・プリーストをヘヴィ・メタルの立案者だと崇拝しているそうだ。

先月終わり、ドイツで開かれたQ&Aセッションに出演したハメットは、昨年秋に米カリフォルニアにて開かれた<Power Trip>フェスティバルで、ジューダス・プリーストのパフォーマンスに熱狂している彼とジェイムズ・ヘットフィールドの写真について問われると、こう話したという。

「俺らがジューダス・プリーストの祭壇で礼拝中のやつだ。俺らにとって、彼らの音楽はものすごく意味がある。グレン・ティプトンとK.K.ダウニングのギター演奏…、はっきり言って、彼らは俺らがいまヘヴィ・メタルとして知っているものの立案者だ。ジェイムズと俺、俺らはプリーストを愛してる」

「大きなフェスティバルに出演するとき、大抵は他のバンドを観るチャンスがない。バックステージでは取材を受けたり、リハーサルや準備があるからね。だから、Power Tripへは数日早く行ったんだ。他のバンドを観るためにね。(アイアン・)メイデンやプリースト、AC/DC、ガンズ・アンド・ローゼズを観られるって期待、そして実際に彼らを観られて最高だったよ」

この写真は、メタリカの公式本『Metallica: The Black Album in Black & White』を出版したフォトグラファーのRoss Halfinにより撮影され、昨年10月、ハメットとHalfinのインスタグラムに投稿されていた。

メタリカのジューダス・プリーストは現在、ヨーロッパでそれぞれのツアーを開催中。両バンドとも6月26~29日にノルウェーの首都オスロで開かれる<Tons Of Rock>フェスティバルに出演するが、メタリカは1日目、ジューダス・プリーストは3日目のヘッドライナーと、別日になる。

Ako Suzuki

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