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内田也哉子が10日、東京上野・東京国立博物館 表慶館で行われた「カルティエと日本 半世紀のあゆみ 『結 MUSUBI』展 ― 美と芸術をめぐる対話」オープニングイベントに出席した。
シックでモダンな着物姿に「パンテール ドゥ カルティエ」のバッグを身に着けた。着物は母・樹木希林さんから受け継いだものという。「この着物は母から受け継いだ昭和初期のもの。母は古い職人さんの手仕事が生きているものをとても大切にする人で、私が受け継いだのは女性の着物なのですが、洋服の上にダウンのように着物を羽織って(モデルをやっている)息子が撮影したりして。世代や時代を超えて結ばれていくもの。今日も日本とカルティエの50年を振り返る展覧会なのでこの着物を選びました」
更に「カラーもレッドとブラックというのはカルティエのシンボリックなカラー。カバンの留め具がカルティエの『パンテール』、豹を象徴しているもの。ポケットジュエリーは男性が着けるもので、女性の私が着物に使用するところがジェンダーを超えて使えるなと思います。帯は紅白でおめでとうございますという気持ちで。なによりリング奥にはオニキス・サンゴが見えていて。日本の伝統美じゃないですけど、影のところに別の趣や輝きがある、こういうデザインが本当に素敵だなと思いまして、今日は身が引き締まる思いでとても貴重な体験として味わわせてもらっています」と語った。