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1954年の創刊以来、初めての受賞
広報かしわ11月号が令和6年全国広報コンクール広報紙部門で「入選」を受賞。広報紙部門では千葉県内の自治体で唯一。さらに、1954年(昭和29年)に広報かしわが創刊されて以来、初の快挙です。
全国広報コンクールでは、各自治体で一つの号だけをエントリーすることができます。今回受賞した広報かしわ11月号はこちら。
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巻頭特集は「歳を重ねる喜び 笑顔あふれるオトナ時間を」。
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市内でイキイキと活動する3人の高齢者にインタビューをしています。写真を大きく配置して、インパクトのある紙面構成が特徴です。
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「年齢を重ねることは素敵なことだということを伝えたかった」
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受賞した喜びの声を、柏市 広報部 広報広聴課の横山左千江さん、成田莉奈さんに聞きました。
「行政側から情報を一方的に伝えるのではなく、実際に活動している方のリアルな声を紹介する方が、市民の皆さんにより届くのではと思い、ボランティア、仕事、趣味(好きなこと)の異なるジャンルでイキイキと活動する3人に登場いただきました」(成田さん)
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成田莉奈さん
市民から寄せられた感想は…
・同世代が元気に活動していて、元気をもらった
・自分の親が定年退職した後引きこもりがちだったけど、勧めたくなった
若い世代からは、こんな声も
・将来が明るくなった
・年を取るのも悪くないなと思った
「老いに対してマイナスなイメージを含んでいる気がしていたので、『年齢を重ねることは素敵なこと』ということを伝えたいと思っていました」(成田さん)
まさに狙い通りの特集となりました。
2023年5月にリニューアルした広報かしわ
昨年5月に、A4冊子型に変わった広報かしわ。1面の写真は「手に取りたくなる」ことを意識した、インパクトのある1枚写真を採用。多世代が読むため、色使いやあしらいはシンプルでおしゃれな雰囲気にこだわっています。
リニューアルの評判は担当者の期待以上に好評で
・手に取りやすい大きさでいい
・QRコードがあるので、子育ての合間の隙間時間で読めるから便利
また、ポスティングで全戸配布されることから
・ポストに入るようになって初めて見ました。毎月楽しみにしています
・転入したばかりで何もわからないから、情報源になって助かる
という声もあり、「今まで届かなかった人に届くようになったと実感しました」(横山さん)と言います。
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横山左千江さん
特に巻頭特集には力を入れていて、「テーマは市の事業に絡んだものになりますが、市民の声、実際の写真を取り入れることを心掛けています。特集が自ら動くきっかけになってくれたらうれしいです」(成田さん)
毎号届くアンケートが特集テーマになることも。
「リニューアル最初の5月号は子ども、6月号は学生がメインの特集でした。アンケートで『高齢者が興味を持つような特集をしてほしい』という声が寄せられ、11月号で企画。インタビューがメインの見せ方は、冊子型だからこそできたと思います」(横山さん)
「生活に役立つ情報をお届けすることは、広報誌の大事な役割です。今後はそれに加え、歴史や文化、伝統など柏市の魅力も伝えられるような特集を組めたらと思っています」(成田さん)
広報かしわのバックナンバーは、柏市ホームページから閲覧できます。気になる人はぜひチェックを。
この件に関する問い合わせ
柏市 広報部 広報広聴課
TEL:04-7167-1175