レイカーズの前HCダービン・ハムがトップアシスタントとして“古巣”バックスへ加入

6月11日(現地時間10日、日付は以下同)。ロサンゼルス・レイカーズで2シーズン指揮を執り、5月4日に解任されていたダービン・ハムが、ミルウォーキー・バックスのコーチングスタッフ入りすることに合意したと『ESPN』が報じた。

ハムはレイカーズのヘッドコーチ(HC)としてレギュラーシーズン164試合で90勝74敗(勝率54.9パーセント)、プレーオフでは21試合で9勝12敗(勝率42.9パーセント)を記録。「NBAプレーオフ2023」ではウェスタン・カンファレンス・ファイナル進出、昨年12月には「NBAインシーズン・トーナメント」初代王者となった。

50歳のハムにとって、バックスは2018-19から2021-22までの4シーズンでアシスタントコーチ(AC)を務めた古巣。先日フェニックス・サンズの指揮官に就任したマイク・ブーデンホルザーHCの下、ハムは2013-14から2017-18までの5シーズンをアトランタ・ホークス、その後バックスでACを務めてきた。

今年のプレーオフでファーストラウンド敗退に終わったバックスには、ハムがAC時代に見てきたヤニス・アデトクンボやクリス・ミドルトン、ブルック・ロペス、ボビー・ポーティスといった選手たちが残っており、主要選手たちと良好な関係を築いていると同メディアが報道。

今後ハムはドック・リバースHCのトップアシスタントとしてバックスのコーチ陣へ加入することとなる。

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