試飲コーナーの愛称、「やまがた酒巡りChetto」に 県観光情報センター

県内の酒蔵やワイナリーの代表が、自社のこだわりなどを紹介した=山形市・霞城セントラル

 県は10日、山形市の霞城セントラル1階の県観光情報センター内の県産酒、県産ワインの試飲コーナーの愛称が「やまがた酒巡り Chetto(ちぇっと)」に決まったと発表した。県は、施設内の表示やイベント案内のチラシなどで愛称を使用する。

 「ちぇっと」は山形弁で「ちょっと」などの意。山形のお酒やワインを気軽に試飲してほしい、という思いを表現した。県内各地の酒を楽しめる印象が伝わることや、幅広い世代への覚えやすさなどから決めた。

 同コーナーは今年4月1日にオープン。4~5月に愛称を募り、県内外から810件が寄せられた。山形市のソー千秋さんが応募した「山形酒めぐりChetto」を基に、仮名表記を補正した。指定管理者の県観光物産協会や県、県酒造組合の関係者らが審査した。

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