次期参院選で自民・長崎は公認争いか 各支部から現職と県議を推薦する動き

2025年夏に行われる参議院議員選挙をめぐり、自民党県連内では現職と県議会議員を推薦する声があり、党の公認を争う形となる見通しです。

自民党県連の長崎支部と佐世保支部は、それぞれ10日までに会合を開き、現職の古賀友一郎 議員(56)と山下博史 県議会議員(49)の両方を推薦する方針です。

古賀議員は県連会長を務めていますが、4月の衆議院長崎3区の補欠選挙への対応や、地域とのコミュニケーション不足などへの不満の声も上がっています。

一方、山下県議は2023年10月の衆議院長崎4区の補欠選挙で金子議員との公認争いに敗れたものの、これまでの秘書や、県議としての活動を評価する声もあります。

自民党県連は2025年の参院選について、現職優先とは限らないとして地域支部や職域支部からの推薦申請を6月14日まで受け付けています。

6月22日の選挙対策委員会で党本部に上申する「公認候補」を決める方針です。

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